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結城紬の産地

結城紬の産地

証紙付きの結城紬

結城紬は和服を好む方であれば一枚は持っていたい普段着ではないでしょうか?今でも産地では年間2000反もの生産がされています。

温もりを感じる着物

結城紬の産地は茨城県の結城地方になりますが、栃木の一部でも生産されています。現在では茨城は筑西市、下妻市、八千代町で生産されており、栃木県は小山市や下野市などで生産され続けています。いずれも結城紬の産地は鬼怒川の沿岸を中心とした地域に集中しており、その範囲はおよそ20kmに渡ります。
鬼怒川を中心に栄える結城は古くから桑の生産が盛んな為に養蚕が広まり、その流れで結城紬が織られるようになりました。現在に至っても産地として根強く継承され、愛用者は全国に広まっています。和服の代表の一つとして知られる織物です。

名産品として今に残る

結城紬は現在の茨城県である常陸の国を産地とし、名産品として作られるようになりました。茨城の久慈郡に移り住んだ多屋命(おおねのみこと)という人物が始めに織ったものは結城紬の原型であると言われており、産地として続くいわれともなっています。その後、時代の流れでさまざまに名前を変えながら織り続けられ、室町時代には常陸紬と呼ばれていた時期もあります。江戸時代になるとさらに改良が進められ、結城縞紬という名に変わり、産地だけでなく全国的に広く知られることとなる原型が整ってきます。今でも結城紬は農家の復業として生産され続けているのです。

現在では紬の代表的存在

紬と言えば大島紬が高級品としての位置を築いていた時期もありましたが、近年では結城紬の人気が高まっています。特に産地での生産量の低下からその希少価値が注目され、結城紬は高値で取引されることもあるようです。
軽くて程よい厚みのある丈夫な生地という特徴も人気の理由ですが、生産者の減少も結城紬を求める理由の一つになっています。あくまでも普段着としての位置づけてありながら、産地まで赴いて手に入れる人も少なくありません。着物全体の価格が全体的に下がりつつある中、産地にとってもこうした結城紬の存在は産業の発展と継承にも繋がると言えそうです。

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