千總の歴史について

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千總の歴史について

千總の着物の歴史について

千總

今回は、千總という企業の歴史について紹介します。主に着物などを通して、千總がどのような歴史を歩んできたのかを見ていきましょう。

千總の生まれた歴史について

千總は1555年に法衣装束商として創業しました。その後友禅染を家業として、京友禅着物における随一の老舗となっています。千總の遠祖であった千切屋与三右門は、1467年から10年間続いたとされる歴史に名を馳せた応仁の乱の時には、なんとか大乱の難を避けて、終わった後すぐに京都に戻ります。そして、かの歴史上で有名な上杉謙信と武田信玄が相対した川中島の合戦の時に室町三条で法衣商を営みます。法衣装束を主とする織物業で、以来安土桃山、江戸、明治、大正、昭和、平成と歴史が激変していく中で、今の千總として発展しました。

千總が創業することになったきっかけ

千總はかの歴史の室町時代、京都室町三条に法衣装束商として誕生しました。遠祖は奈良の宮大工で、春日大社の祭りに千切台と呼ばれる祭礼の威儀を増すために飾り付けられる道具を毎年制作して、奉納していました。平安に遷都されると共に京都に戻り、御所造営に携わりました。宮大工をやめ、法衣装束商の暖簾を掲げたのは1555年のことです。初代の千切与三右衛門は、ゆかりであった千切台を自らの商標として登録しました。そして、その千切台を飾る花の一つであった、橘の花を家紋として定めたのです。これが千總の歴史の始まりです。創業当時には、様々な歴史の変遷があったなかで、千總はしっかりと歩んできました。

創業した室町三条から時代を通して名を馳せる千總

創業した室町三条は、歴史上で織田信長が自害したとされる本能寺や、六角堂などの様々な寺院に囲まれ、法衣商が軒を連ねる町でした。つまり激戦区ということだったのです。千總も多くの顧客を得ることで、商売を発展させていきました。商売を発展させていく中で、千切屋一門は数々の歴史をはじめ、江戸時代にはなんと百余軒もの分家を持つまでになりました。文明開化などを通して、友禅染が新たな染色技術として生まれ、世に流行し始めた時と見事に重なり、千總は歴史に名を馳せることとなるのでした。このようにして、千總は今のような企業となったのです。

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