西陣織の特徴について

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西陣織の特徴について

西陣とは

西陣袋帯

西陣という言葉自体は知っていても詳しくは知らないという人はいませんか。日本の文化において特徴的なものの一つである西陣について見ていきましょう。

西陣の歴史と由来

西陣には平安時代からの歴史があることが特徴になりますが、西陣という名ができたのは室町時代の話です。1467年に起きた応仁の乱において、名宗全が京都の市街西北に軍勢を置いたという話が西陣の由来になったという言い伝えが残っています。呼ばれるようになった時期は応仁の乱が終わって織物職人が京都に戻ったことにより、織物作りの文化が栄えた頃で、京都の北西部一帯が呼称の対象になったのです。このように歴史ひとつとっても特徴的なことも西陣の魅力になります。数々の特徴的な話が混ざり合っていくことにより、西陣がより彩られているのです。

西陣の誇る西陣織の名声

前項の通り西陣とは京都の北西部の一帯を指すので、西陣織を西陣と呼称するのは厳密には少し違います。一方、この地で生まれた織物文化も歴史同様に特徴的なつくりで多くの人を魅了しているのです。世界的高級絹織物産地に選ばれていることも見逃せない特徴で、日本を飛び越え世界にも織物の産地として認められているのです。また、西陣は産地として世界的に恵まれているだけでなく、技術面も数々の織物を生み出し日本でトップクラスを誇っているという特徴も持ち合わせているなど、紋織技術を引っ張り続けている存在なのです。このように、京都に支えられ栄えた文化の一つである西陣織は世界に通用する価値を持っています。

西陣織の特徴

西陣がこれまで繁栄させてきた西陣織は、京都特有の宮廷文化の感覚を余すことなくいかしていることが大きな特徴になります。一般的な織物の場合、縦の糸と横の糸が直角に交差し、模様や風合いを表現していることが特徴ですが、西陣織は糸を先に染めて織り、柄を表現するジャガード織りという形を取っているなど、他とは明確に一線を画している技法を用いているのです。つくりが独特であると同時に、クオリティが高いという織物を作り上げることにより、他にはない高級感を出しているのが西陣織の最大の特徴であり、支持を集めている要因になります。


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